借入金利息の仕訳・消費税

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◆借入金利息の仕訳・消費税の知識

◆借入金利息の仕訳

 借入金の利息は「支払利息」として仕訳を行うのが基本となっておる。

 「支払利息」とは、銀行や信用金庫などの金融機関、そして取引先や個人からの借入金に対する利息の仕分けを行う際に用いられる勘定科目じゃ。

■支払利息の英語読み(会計用語)
Interest expense

◆会計書類上は元本と利息に分けて仕分けする

 借入金の返済では「元金」「利息」の合計金額が毎月所有する金融機関の口座から引き落としされるケースが大半です。

 しかし、会計上は「元本部分」「利息部分」の勘定科目を分別して記帳する必要があります。

 通帳に記帳されている数字は「元本」「利息」の合計金額が記載されますが、会計書類上は勘定科目が分別されている点が支払利息の仕分けを行う際の最大のポイントであり注意点であるとも言えます。

 ここからは具体的な仕訳例と合わせて借入金利息の仕訳方法について確認していきましょう。

【借入金の仕訳のポイント】
※借入金の仕訳では元本と利息を分別して仕訳を行う

◆決算書(財務諸表)における支払利息の表示科目

【決算書の表示区分】
損益計算書の勘定科目
PL(プロフィット&ロスステートメント)
貸借対照表の勘定科目
BS(バランス・シート)

 支払利息の仕訳は決算書(財務諸表)の中の損益計算書に区分される勘定科目の一つです。

【勘定科目の区分】
資産
負債
純資産(資本)
収益
費用

 借入金利息(支払利息)の勘定は「費用の部」に区分される勘定科目です。

◆①借入金利息の仕訳例

 借入金利息の仕訳は、支払利息の勘定科目を用いて処理します。

①借入金利息の仕訳例
銀行からの借入金1,000万円に対する利息14万円が普通貯金口座から引き落としされた。
借方科目金額貸方科目金額
支払利息140,000円普通貯金140,000円

◆②元本と利息の借入金の返済の仕訳事例

 経営者が運転資金などを自己資金から調達した場合など特殊なケースを除き、一般的に金融機関からの借入金の返済は借入金の元本と利息の返済を行うのが基本です。

 このように元本と利息の合計額を毎月返済する場合の仕訳は勘定科目を分けて記帳します。

②元本と利息の借入金の返済の仕訳事例
信用金庫から借り入れした借入金の元本と利息合わせて400,000円が普通貯金口座から引き落としされた。尚、このうち支払利息は40,000円である。
借方科目金額貸方科目金額
長期借入金360,000円普通貯金400,000円
支払利息40,000円  

◆借入金利息の消費税について

 借入金利息には消費税はかかるのでしょうか?

 この見解について国税庁は、消費税は財貨やサービスの流れを通して消費に負担を求める税であるため、預貯金や貸付金の利子は「非課税」とする旨の見解を公示しております。

 ですから、銀行やその他金融機関からの借入金利息部分は原則非課税扱いとなります。